キズナ、武豊コンビのダービー制覇で見えた競馬の人気復活のヒント
5月26日の東京競馬場は久々に大きな盛り上がりを見せた。第80回のダービーということで主催者のJRAはかなり力を入れたプロモーションを展開し、天候の恵まれたこともあって、入場者、馬券の売り上げともに前年を上回ることができた。入場者、売り上げともに長期低落傾向がつづいているだけに、これは競馬に携わる全ての人にとって久々に明るい気持ちにさせられたダービーデーだったのではないか。,seiko 腕時計
だが、なんといっても大きな盛り上がりをもたらしたのはダービーを勝ったキズナと武豊のコンビだ。久しく成績が低迷していた競馬界のスーパースターが、かつての名コンビ、ディープインパクトの産駒で史上最多となる5度目のダービーを制した。レースぶりも後方を進んで直線を豪快に伸びて差し切る痛快なもので、一層ファンを興奮させた。さすが千両役者といいたくなるような勝利だった。セイコー 時計
今回のキズナと武豊コンビの勝利には、馬券の売り上げ減少に苦しむ競馬の人気復活のためのヒントが秘められているように思う。近年の競馬を牽引してきたのは大牧場とその系列のグループオーナーである。具体的にいえば、ノーザンファームとサンデーレーシング、社台ファームと社台レースホースという2大グループが圧倒的な強さを見せつけてきた。たとえば、昨年春を例にとると、桜花賞、オークス、皐月賞、ダービーという4つのクラシックレースのうち3つまでをサンデーレーシングの馬が手中にした。ブエナビスタ、オルフェーヴル、ジェンティルドンナなど近年の活躍馬もサンデーレーシングの所有馬だ。黒地に赤襷の勝負服を大レースで見ないことはまずない。カシオ 腕時計
ディープインパクトなど優秀な種牡馬の産駒をそろえ、調教も大半は牧場で行い、騎手には短期免許で来日する外国の名手や地方競馬出身の騎手を起用して大レースを勝ちまくる。そうした光景をファンはずいぶん目にしてきた。少数の大牧場と大オーナーが大レースを勝ちまくるのは外国では珍しくない。もちろん日本で大牧場のグループが大きなレースで好成績をあげるのも批判されるようなことではない。ただ、そうした傾向がファンの熱気を殺いできたことも否定できない事実だろう。セイコー 腕時計







